
- 昭和医科大学病院 病院長
- 呼吸器・アレルギー内科主任教授
- 第68回日本アレルギー学会学術大会会長
- 昭和医科大学医師会長
- 相良 博典(さがら ひろのり) 先生
- 主な経歴
- 獨協大学医学部卒業
- 獨協医科大学大学院博士課程修了
- 順天堂大学免疫学教室
- 英国サザンプトン大学留学
- 獨協医科大学病院 呼吸器・アレルギー内科准教授
- 獨協医科大学越谷病院 呼吸器内科主任教授
- 昭和大学病院 呼吸器・アレルギー内科主任教授
- 昭和大学病院 副院長
- 昭和大学病院 病院長
- 昭和医科大学病院 病院長
呼吸器内科・アレルギー疾患内科 医療相談で出来ること
- 喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、びまん性肺疾患、肺癌、食物アレルギーなど呼吸器・アレルギー疾患における相談
- 呼吸器疾患における画像診断・治療相談などの説明・セカンドオピニオン・病院の紹介など
相良 医師プロフィール
専門資格 | 日本内科学会 内科認定医/日本内科学会認定総合内科専門医/内科指導医、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医/指導医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医/指導医、日本感染症学会ICD(Infection Control Doctor)、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医/指導医、日本リウマチ財団 登録医、日本老年医学会認定老年病専門医/指導医、日本医師会 認定産業医、日本静脈経腸栄養学会 TNT認定医、難病指定医 |
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領域 | 呼吸器・アレルギー内科医は、呼吸に関わる臓器(気管支や肺)の病気(呼吸器疾患)や、気管支喘息、リウマチ・免疫疾患などの病気(アレルギー疾患)をお持ちの患者さんに対して診療を行います。長引く咳や痰、息切れといった症状がある方、または健康診断の胸部レントゲンで精密検査が必要とされた方には、その原因を詳しく調べた上で、適切な治療を行います。
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業績 | 30年間にわたり、アレルギー疾患を中心とした臨床呼吸器・アレルギー学の分野に尽力し、特に喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、免疫学的呼吸器疾患など、多岐にわたる症例に取り組んでまいりました。2019年6月に開催された第68回日本アレルギー学会学術大会では大会長を務め、2020年からは昭和医科大学病院の病院長としても責任ある立場で診療・運営にあたっています。 |
ご予約・お問い合わせ
医療機関 | メディカルスキャニング 東京〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-17 日本橋ヒロセビル2F |
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担当医師 | 相良 博典 |
ご案内 |
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責任者 |
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費用について
※当医療相談(セカンドオピニオン)は保険診療ではありませんのでご注意下さい。
※医療相談は自由診療となっております。 ※検査は、所見があれば保険診療も可能です。
大学病院、大病院の先生をお選び頂き、現状や今後について、じっくりご相談頂けます。
呼吸器内科・アレルギー疾患内科 医療相談 - 相良 先生
相談費用 | 110,000円(税込) |
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相談時間 | 30分〜60分間 |
会って話せる医療相談(セカンドオピニオン)の特徴
- 症状に合わせた先生を、ご自身で選び診察料のみでご相談頂けます。
- 当セカンドオピニオンは、主治医の承諾、紹介状が無くても実施可能です。
- MRI/CTなどの画像診断が当院で出来るため「当日検査・当日診察」 が出来ます。
- 対面診療は、早い段階で実施できるようご日程調整させて頂きます。
- この対面診療のために、ご自身で選んだ先生が皆様のためにお越し頂きます。
- また、セカンドオピニオンの上、必要に応じて病院のご紹介も行います。※但し、外来前より病院紹介のお約束は出来ません。
特集記事
治療の成果を高めるためには、患者さんご自身の前向きな姿勢が欠かせません。
相良 博典
喘息管理の目標として、以下の5項目が掲げられています。
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健常人と変わらない日常生活を送ることができること
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非可逆的な気道リモデリングへの進展を防ぎ、正常に近い呼吸機能を保つ(PEFが予測値の80%以上、かつ、PEFの変動が予測値の20%未満)
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夜間・早朝を含めた喘息発作の予防
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喘息死の回避
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治療薬による副作用発現の回避
つまり、現在の症状や薬の副作用がなく、健常人と同じような生活を送りつつ、将来的な呼吸機能の低下や喘息死を防ぐことが、治療の目標です。
治療の進歩により喘息で亡くなる方は減っていますが、成人喘息の患者数は増加傾向にあります。成人喘息は完治が難しい病気ですが、適切な治療によりコントロールが可能です。
しかし、仕事などの理由で定期受診を継続できない、自己判断で薬を中断してしまう患者さんも少なくありません。成人喘息を悪化させる要因は日常生活の中に多く存在しており、発作のきっかけや薬の効果について医師に正直に話すことがとても重要です。
薬を使った感想を共有することで治療方針が見直され、副作用への早期対応につながる可能性があります。その結果、喘息の良好なコントロールが期待できます。
成人喘息の治療が目指すのは、「健康な人と同じような生活ができるようになること」です。
患者さん自身も「治療によって症状は改善できる」という前向きな気持ちを持ち、医師と協力しながら治療に臨んでいただきたいと思います。
相良 医師からのコメント
私は幼少期に喘息を患った経験から、常に患者さんの立場に立った診療を心がけています。これまで喘息やCOPD、呼吸器感染症などを中心に治療を行ってきましたが、咳ひとつとっても診断には慎重さが必要です。薬の使い方ひとつで症状が悪化したり、別の病気を招くこともあるため、丁寧な診断が欠かせません。慢性疾患では患者さんとの対話が重要です。呼吸器・アレルギー疾患でお悩みの方には、経験を活かしてわかりやすくご説明し、必要に応じて適切な医師や医療機関をご紹介いたします。