形成外科・美容外科に関するご相談

形成外科・美容外科 医療相談

多久嶋 亮彦医師
  • 杏林大学病院 形成外科・美容外科教授
  • 第44回日本マイクロサージャリー学会学術集会会長
  • 日本形成外科学会理事
多久嶋 亮彦(たくじま あきひこ) 先生
主な経歴
  • 熊本大学医学部卒業
  • 熊本大学附属病院皮膚科研修医
  • 東京大学医学部附属病院形成外科医員
  • 焼津市立総合病院形成外科医長
  • 東京大学医学部附属病院形成外科助手
  • 東京大学博士号(医学)
  • 杏林大学医学部形成外科助教授
  • 杏林大学医学部形成外科臨床教授
  • 杏林大学医学部形成外科教授(診療科長)

形成外科・美容外科 医療相談で出来ること

  • 美容外科手術の説明、手術後のトラブル、顔面・手足の先天異常、がん切除後の変形など形成外科全般に関する相談
  • 形成外科疾患における画像診断と治療相談などの説明・セカンドオピニオン・病院の紹介など

多久嶋 医師からのコメント

形成外科・美容外科が取り扱う疾患は顔面など人の目につく部位が多いため、治療を受ける前は説明を受けた治療を受けるべきかどうかで悩み、また、治療を受けた後はその結果に悩む、といったことが多々あります。私の所属する杏林大学形成外科では全国からお越しの患者さんの治療、手術を行っております。患者さんが悩んでおられる治療方針や、美容外科手術を受けた後の悩みなどに対して、私の目から見たアドバイスをさせていただきます。

多久嶋 亮彦医師

多久嶋 医師プロフィール

専門資格

日本形成外科学会専門医、日本美容外科学会専門医

日本顎顔面外科学会専門医、日本手外科学会専門医

領域

形成外科医はひどい傷跡や先天的な異常、また美容外科術後のトラブル、がんで体の一部を取った場合の修復、皮膚のできものをきれいに取る、顔の骨折修復など、体表面の変形を正常に近づけるのが仕事になります。外見の異常で苦しむ患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)を高めるお手伝いをさせていただきます。また、これらの技術を用いることで、もともと正常であっても自身が気に入らない部分を治療する、いわゆる美容外科領域も行っています。

1.美容外科領域
美容外科手術の詳細、手術後のトラブルの相談、美容診療(鼻、眼瞼の修正など)など
2.先天異常
口唇裂・口蓋裂(口唇・鼻変形)、耳介変形、多指・合指症、眼瞼下垂症、副耳 など
3.外傷、熱傷後
熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮(傷のひきつれ)、顔面外傷(顔面軟部組織損傷・顔面骨骨折・傷跡・ケロイド)など
4.顔面神経麻痺
顔面神経麻痺の後遺症に対する治療 など
5.がん切除後の再建
乳がん、頭頚部がんなどの腫瘍切除後の機能障害、変形に対する相談 など
6.その他
皮膚潰瘍(糖尿病性潰瘍など)、眼の形成外科(眼瞼下垂、眼瞼腫瘍、さかさまつげ)陥入爪(巻き爪)など足や爪の変形、多汗症、腋臭症、漏斗胸・鳩胸 など
業績

血管柄付き遊離組織移植術の研究者である東京大学形成外科・波利井清紀教授のもとで顕微鏡下血管・神経縫合術を学び、東京大学、そして現在所属する杏林大学で治療、手術を行っています。

その技術を生かした顔面神経麻痺に対する遊離筋肉移植術では、日本全国から患者さんが治療を受けに来られています。これまでにイタリア、台湾でライブサージェリー(手術を学会場などに中継すること)を行っており、海外でのライブサージェリー経験もございます。美容外科手術も行っており、大学など多くの施設で顔面を中心とした美容外科手術を行っています。

ご予約・お問い合わせ

医療機関 メディカルスキャニング 東京〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-17 日本橋ヒロセビル2F
担当医師 多久嶋 亮彦
ご案内
受診までの流れ
  1. ホームページやお問合せにて担当医を選んでください。
  2. 日程を調整いたします。
  3. 完全予約制のため当日お待たせすることなくじっくりお話ができます。
  • ※主治医の承諾・紹介状・画像不要
  • ※画像は当院のMRI/CTで当日実施可能
  • ※必要に応じて病院の紹介可
責任者
理事長:

高木 誠

経歴:
  • 1979年 慶應義塾大学医学部卒業
  • 1984年 東京都済生会中央病院 内科医員
  • 1987年 ニューヨーク州モンテフィオーレ・メディカル・センター神経病理部門留学
  • 1993年 東京都済生会中央病院 内科医長
  • 2002年 東京都済生会中央病院 内科部長
  • 2004年 東京都済生会中央病院 副院長
  • 2006年 東京都済生会中央病院 院長
  • 2020年 東京都済生会中央病院 名誉院長
  • 2020年 医療法人社団水聖会 理事長、現在に至る。

費用について

当医療相談(セカンドオピニオン)は保険診療ではありませんのでご注意下さい。
※医療相談は自由診療となっております。 ※検査は、所見があれば保険診療も可能です。

大学病院、大病院の先生をお選び頂き、現状や今後について、じっくりご相談頂けます。

形成外科・美容外科 医療相談 - 多久嶋 先生

相談費用 110,000円(税込)
相談時間 30分〜60分間

会って話せる医療相談(セカンドオピニオン)の特徴

  • 症状に合わせた先生を、ご自身で選び診察料のみでご相談頂けます。
  • 当セカンドオピニオンは、主治医の承諾、紹介状が無くても実施可能です。
  • MRI/CTなどの画像診断が当院で出来るため「当日検査・当日診察」 が出来ます。
  • 対面診療は、早い段階で実施できるようご日程調整させて頂きます。
  • この対面診療のために、ご自身で選んだ先生が皆様のためにお越し頂きます。
  • また、セカンドオピニオンの上、必要に応じて病院のご紹介も行います。※但し、外来前より病院紹介のお約束は出来ません。

特集記事

患者さんが求めていることをこちらから具体的に説明すること、そして私が提供できる医療を説明することを心がけています

多久嶋 亮彦

多久嶋 亮彦医師

一般的に手術というのは安定した結果を得るため、手術方式はほぼ一定しており、個々の患者さんによって手術方法が変わるということはあまりありません。しかし、美容外科・形成外科は顔面を中心とした外表を取り扱う診療科ですから、患者さんの顔貌・体型によって手術方法も変わってきます。また、変えるべきものです。定型的なものがない、ここにわたしは外科医としての魅力を感じたため、形成外科を選択しました。 ですから、診療の上で私が心がけていることは、まず、患者さんが求めているものは何かを推察し、それに対してこちらから提供できる手術は何かを考えることです。短い診察時間では患者さんが希望することをいいにくい場合が多く、またそれをうまく表現しにくいということもあるようです。患者さんが求めていることをこちらから時間をかけ、具体的に説明すること、そして私が提供できる医療を説明することにしています。これを私は診療の柱のひとつとして考えています。