- 聖路加国際病院 脳・神経センター長・特別顧問
- 新見 康成(にいみ やすなり) 先生
- 主な経歴
- 東京医科歯科大学医学部卒業
- 東京医科歯科大学脳神経外科入局
- ニューヨーク大学メディカルセンター 放射線科レジデント
- ベスイスラエルメディカルセンター 血管内外科アテンディング
- ルーズベルト病院 血管内外科アテンディング
- アルバートアインシュタイン大学 臨床放射線科・臨床脳神経外科教授
- 金沢大学脳神経外科客員教授
- 聖路加国際病院 神経血管内治療科部長・脳神経センター長
- 東京医科歯科大学医学部臨床教授
- 聖路加国際病院 脳・神経センター長・特別顧問
血管内治療(頭頚部・脊髄)・血管腫・脳動脈瘤 医療相談で出来ること
- 脳や脊髄の血管性の病気と、顔面や頭部の血管腫・血管奇形の血管疾患に関する相談
- カテーテルを用いた脳動脈瘤コイル塞栓術など各種の神経血管内治療に関する説明・相談・セカンドオピニオン
新見 医師プロフィール
専門資格 | 医学博士/日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医/日本脳神経血管内治療学会認定脳血管内治療専門医/米国放射線学会専門医 |
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領域 | 脳の血管の病気を、開頭術などの外科治療を行なわずに、「カテーテル」と呼ばれている細い管を血管の中に挿入して、血管の中から治療する治療法です。血管内治療の最大の利点は、体に負担が少ない低侵襲であること。脳動脈瘤、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脊髄動静脈瘻、内頚動脈狭窄、脳動脈狭窄、脳動脈閉塞など、これら数多くの脳、脊髄の血管の病気を治療致します。これ以外にも、頭頚部・顔面の血管腫や血管奇形でも治療を行います。
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業績 | 脳血管奇形、顔面頸部の血管奇形、血管腫に対する血管内治療の先生です。脊髄の血管奇形や小児の血管奇形に対する治療、血管内治療の経験を積んでまいりました。インドでの血管内治療トレーニングコースの講師も行っております。 |
ご予約・お問い合わせ
医療機関 | メディカルスキャニング 東京〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-17 日本橋ヒロセビル2F |
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担当医師 | 新見 康成 |
ご案内 |
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責任者 |
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費用について
※当医療相談(セカンドオピニオン)は保険診療ではありませんのでご注意下さい。
※医療相談は自由診療となっております。 ※検査は、所見があれば保険診療も可能です。
大学病院、大病院の先生をお選び頂き、現状や今後について、じっくりご相談頂けます。
血管内治療(頭頚部・脊髄)・血管腫・脳動脈瘤 医療相談 - 新見 先生
相談費用 | 55,000円(税込) |
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相談時間 | 30分〜60分間 |
会って話せる医療相談(セカンドオピニオン)の特徴
- 症状に合わせた先生を、ご自身で選び診察料のみでご相談頂けます。
- 当セカンドオピニオンは、主治医の承諾、紹介状が無くても実施可能です。
- MRI/CTなどの画像診断が当院で出来るため「当日検査・当日診察」 が出来ます。
- 対面診療は、早い段階で実施できるようご日程調整させて頂きます。
- この対面診療のために、ご自身で選んだ先生が皆様のためにお越し頂きます。
- また、セカンドオピニオンの上、必要に応じて病院のご紹介も行います。※但し、外来前より病院紹介のお約束は出来ません。
特集記事
幅広い血管性の病気に我々の知力を集結して対応します。
新見 康成
神経血管内治療科は、あまり聞き慣れない名称かもしれませんが、皮膚を切って患部を開くのではなく、カテーテルという細い管を血管に通して、血管の中から治療をするという、低侵襲の治療を行う診療科です。
治療の対象となるのは、血管性の病気です。具体的には、脳動脈瘤や脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脊髄動静脈瘻、脳腫瘍、頚動脈狭窄症など脳や脊髄の血管性の病気と、小児に多い顔面や頭部の血管奇形などです。このうち、脳動脈瘤や脳動静脈奇形などの出血を引き起こす病気に対しては病変部の血管を閉塞する治療を、頚動脈狭窄症などによる脳梗塞をはじめとした、血管閉塞による病気に対しては血管を広げる治療と2種類のアプローチを行なっています。
新見先生はおよそ18年間アメリカで臨床経験を積んでおり、全米のみならず海外からも患者さんが来院する病院で経験を積んで参りました。「顔面の血管奇形に対する血管内治療は、複雑な治療ではありませんが、薬剤の注入量が多すぎれば皮膚や粘膜は壊死し、外見が悪くなったり、出血したりする一方、量が少なければ効果が出ないので、”さじ加減”がとても大切となっております。
新見 医師からのコメント
血管内治療は、正しい適応で新しい技術を用いた経験ある医師によって行われることが大切です。たとえば脳動脈瘤コイル塞栓術は、開頭手術が不要で体への負担が少なく、また、脳血管奇形、顔面の血管奇形・血管腫、脊髄の血管奇形や小児の血管奇形に対しては、血管内治療を含めたいろいろな方法があります。それらを駆使して、最小限の侵襲(手術・医療処置)でより効果を上げることが望まれます。いずれの病気に対しても、それぞれの患者さんに適した治療法をご説明します。