脳・生活習慣に関するご相談

脳神経外科(脳血管疾患) 医療相談

水谷 徹医師
  • 昭和医科大学脳神経外科学講座 特任教授
水谷 徹(みずたに とおる) 先生
主な経歴
  • 東京大学医学部卒業
  • 東京大学付属病院救急部
  • 都立墨東病院脳神経外科、麻酔科、救急センター
  • 総合会津中央病院 脳神経外科
  • 日赤医療センター 脳神経外科
  • 公立昭和病院 脳神経外科医長
  • 都立府中病院 脳神経外科部長
  • 都立多摩総合医療センター 脳神経外科部長
  • 昭和大学病院 脳神経外科主任教授
  • 昭和医科大学病院 脳神経外科特任教授

脳神経外科(脳血管疾患) 医療相談で出来ること

  • 出血性疾患(脳動脈瘤、解離性脳動脈瘤)、脳虚血性疾患(脳梗塞、頚部頚動脈狭窄)など脳神経外科に関する相談
  • 脳血管疾患における画像診断・治療相談などの説明・セカンドオピニオン・病院の紹介など

水谷 医師からのコメント

多くの手術で安定した結果を出すには、「安全・確実」が最も重要と考えています。私は20年以上にわたり、脳動脈瘤や頚動脈狭窄、バイパス手術、脳動静脈奇形などの脳血管障害や良性脳腫瘍に対する開頭手術を行ってきました。特に脳動脈瘤では無出血を心がけ、安全な手術を徹底しています。血管内治療と開頭手術のどちらが適しているか、画像や病歴をもとに丁寧にご説明し、必要に応じて他の医師や医療機関のご紹介も行っています。詳細は個人ホームページ「脳神経外科医 水谷徹のページ」や昭和大学脳神経外科サイトをご覧ください。

水谷 徹医師

水谷 医師プロフィール

専門資格

日本脳神経外科学会認定医/日本脳卒中の外科学会技術指導医/日本脳卒中学会専門医

領域

脳血管の病気には、脳動脈瘤によって起こるくも膜下出血などの「出血性疾患」と、頚部の内頚動脈が狭くなる病気や、もやもや病に代表される「虚血性疾患(脳梗塞や一過性脳虚血発作など)」があります。これらが脳血管疾患の主な種類です。

脳動脈瘤、解離性脳動脈瘤、頚動脈狭窄、脳動静脈奇形(AVM)、脳腫瘍、もやもや病、など

業績

水谷徹先生は、20年以上にわたり脳動脈瘤、頚動脈狭窄、バイパス手術、脳動静脈奇形(AVM)などの脳血管障害や良性脳腫瘍に対する開頭手術を多数手がけてこられました。特に脳動脈瘤に対しては「無血手術」をモットーに、安全性を重視した治療を追求されています。2012年に昭和大学病院に着任後は、脳神経外科診療の統括責任者として、遠方からの紹介も多く受け入れ、治療にあたっています。2012年4月から2024年3月まで昭和大学脳神経外科学教室の主任教授を務め、14年連続で「Best Doctors」に選出されるなど、国内外で高く評価されています。

ご予約・お問い合わせ

医療機関 じあいクリニック渋谷〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-29-17 JR東日本ホテルメッツ渋谷2F
担当医師 水谷 徹
ご案内
受診までの流れ
  1. ホームページやお問合せにて担当医を選んでください。
  2. 日程を調整いたします。
  3. 完全予約制のため当日お待たせすることなくじっくりお話ができます。
  • ※主治医の承諾・紹介状・画像不要
  • ※画像は当院のMRI/CTで当日実施可能
  • ※必要に応じて病院の紹介可
責任者
理事長:

沼口 雄治

経歴:
  • 1966年 長崎大学医学部卒業
  • 1967年 九州大学 放射線科入局
  • 1982年 米国チューレン大学 放射線科教授
  • 1988年 米国メリーランド大学 放射線科教授
  • 1994年 米国ロチェスター大学 放射線科教授
  • 2001年 聖路加国際病院 放射線科部長
  • 2006年 聖路加国際病院 放射線科特別顧問
  • 2018年 医療法人社団放栄会 理事長、現在に至る。

費用について

当医療相談(セカンドオピニオン)は保険診療ではありませんのでご注意下さい。
※医療相談は自由診療となっております。 ※検査は、所見があれば保険診療も可能です。

大学病院、大病院の先生をお選び頂き、現状や今後について、じっくりご相談頂けます。

脳神経外科(脳血管疾患) 医療相談 - 水谷 先生

相談費用 55,000円(税込)
相談時間 30分間

会って話せる医療相談(セカンドオピニオン)の特徴

  • 症状に合わせた先生を、ご自身で選び診察料のみでご相談頂けます。
  • 当セカンドオピニオンは、主治医の承諾、紹介状が無くても実施可能です。
  • MRI/CTなどの画像診断が当院で出来るため「当日検査・当日診察」 が出来ます。
  • 対面診療は、早い段階で実施できるようご日程調整させて頂きます。
  • この対面診療のために、ご自身で選んだ先生が皆様のためにお越し頂きます。
  • また、セカンドオピニオンの上、必要に応じて病院のご紹介も行います。※但し、外来前より病院紹介のお約束は出来ません。

特集記事

解離性脳動脈瘤の治療に長年取り組んでまいりました。

水谷 徹

水谷 徹医師

脳動脈瘤にはいくつかのタイプがありますが、多くは血管の分かれ目にできる「嚢状(のうじょう)動脈瘤」と呼ばれるものです。一方で、「解離性動脈瘤」といって、血管の内側の膜が裂けてはがれ、そこに血液が入り込んでこぶのようになるタイプもあります。嚢状動脈瘤は、くも膜下出血を起こしやすく、解離性動脈瘤は、くも膜下出血に加えて、血流が途絶えることで脳梗塞を引き起こすこともあります。

治療法は動脈瘤のタイプによって異なり、解離性動脈瘤では、開頭して動脈を閉塞する手術や、血管内からコイルを詰めて破裂を防ぐ治療が行われます。ただし、脳の血管は重要な神経のそばを通っているため、手術中に神経を傷つけてしまうと、まひなどの合併症が起こる可能性があります。

水谷先生は、こうした合併症を減らすため、手術中に神経の働きを確認する「術中モニタリング」や、3D画像を用いた事前シミュレーションを活用し、安全な手術に力を注いでいます。