- 東京女子医科大学病院 歯科口腔外科学講座 口腔顎顔面外科学分野教授
- 古賀 陽子（こが ようこ） 先生
- 主な経歴
- 日本大学松戸歯学部歯学科 卒業
- 東京大学大学院医学系研究科外科学専攻 卒業(医学博士)
- 国立国際医療センター研究所 細胞組織再生医学研究部 流動研究員
- 東京大学医学部付属病院 救急部・集中治療部
- 東京大学医学部付属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科
- Department of Cell＆Developmental Biology, Cornell University Weill Medical Collegeポスドク
- 東京医科大学 歯科口腔外科分野准教授
- 東京女子医科大学歯科口腔外科学講座 口腔顎顔面外科学分野教授
歯科口腔外科 医療相談で出来ること
- 顎変形症、唇顎口蓋裂、インプラント、顎顔面外傷、口腔ケア、歯科口腔外科全般に関する相談
- 口腔外科疾患における画像診断・治療相談などの説明・セカンドオピニオン・病院の紹介など
古賀 医師プロフィール
| 専門資格 | 口腔外科学会認定口腔外科専門医・指導医 日本口腔科学認定指導医 日本再生医療学会認定再生医療認定医 日本有病者歯科医療学会認定医 日本口蓋裂学会認定師(口腔外科分野) 歯科医師臨床研修指導医 |
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| 領域 | 歯科口腔外科では、歯や口腔、顎骨に関するさまざまな疾患の治療を行っています。口腔外科、がん治療、歯科インプラントなどの専門医が在籍しており、専門性の高い診療を提供しています。主な対象疾患としては、親知らず（智歯）の抜歯、歯根のう胞の摘出手術、顎変形症、口唇口蓋裂、歯や口腔内の外傷、顎の骨折、歯が原因となる炎症、口や顎の腫瘍、口腔がんなどが挙げられます。歯科矯正治療については矯正歯科専門医が対応し、顎変形症に対しては外科手術を併用した治療を行っています。また、睡眠時無呼吸症候群の治療では、睡眠科などと連携し、口腔内装置（スリープスプリント）の作製を行っています。
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| 業績 | 複雑な形状を呈する顎・顔面骨の変形や骨欠損に対する外科的再建術には、基礎的な再生医療研究が不可欠であると考え、古賀先生は東京大学大学院へ進学。医学博士号を取得後、自らアメリカ・コーネル大学の基礎研究室の門を叩き、約3年半の留学を経て帰国。その後、東京大学および東京医科大学で臨床と研究の実績を積み重ね、45歳の若さで東京女子医科大学の教授に就任されました。 女性ならではの感性とリサーチマインドを大切にしながら、口腔疾患を「科学」として捉え、常に科学的根拠に基づいた治療を心がけています。患者さんの目線に立ち、納得がいくまで丁寧にインフォームドコンセントを行い、共に治療方針を決定していく姿勢を大切にしています。 また、手術法にも強いこだわりを持ち、患者さん一人ひとりの病態に応じたオーダーメイド治療を実現し、常に先を見据えた医療を提供しています。 |
ご予約・お問い合わせ
| 医療機関 | メディカルスキャニング 東京〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-17 日本橋ヒロセビル2F |
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| 担当医師 | 古賀 陽子 |
| ご案内 |
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| 責任者 |
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費用について
※当医療相談（セカンドオピニオン）は保険診療ではありませんのでご注意下さい。
※医療相談は自由診療となっております。 ※検査は、所見があれば保険診療も可能です。
大学病院、大病院の先生をお選び頂き、現状や今後について、じっくりご相談頂けます。
歯科口腔外科 医療相談 - 古賀 先生
| 相談費用 | 55,000円（税込） |
|---|---|
| 相談時間 | 30分〜60分間 |
会って話せる医療相談（セカンドオピニオン）の特徴
- 症状に合わせた先生を、ご自身で選び診察料のみでご相談頂けます。
- 当セカンドオピニオンは、主治医の承諾、紹介状が無くても実施可能です。
- MRI/CTなどの画像診断が当院で出来るため「当日検査・当日診察」 が出来ます。
- 対面診療は、早い段階で実施できるようご日程調整させて頂きます。
- この対面診療のために、ご自身で選んだ先生が皆様のためにお越し頂きます。
- また、セカンドオピニオンの上、必要に応じて病院のご紹介も行います。※但し、外来前より病院紹介のお約束は出来ません。
特集記事
細やかな病態評価に基づくオーダーメイド手術で、最適なかみ合わせと患者満足を追求
古賀 陽子
口の中に病気がないとき、「食べること」はごく自然な行為であり、何も意識せずに日常生活を送ることができます。しかし、かみ合わせの異常や口腔がんなどの疾患を抱えると、ご自身のQOL（生活の質）が明らかに低下することを実感されるでしょう。
このように、口腔疾患は生命維持に深く関わるだけでなく、視覚的に病態を認識しやすいという特性から、整容的な改善も強く求められる分野です。
私はこれまで一貫して、口腔外科領域における“メジャーサージェリー（主要な外科手術）”とされる咬合再建を目的とした顎変形症治療、口唇口蓋裂治療、デンタルインプラント治療を診療の主軸として取り組んでまいりました。
大学卒業後は東京大学にて約15年間勤務し、多種多様な口腔疾患、特に先天性疾患の治療に多く携わる中で、幅広い症例経験を積んできました。6年前に東京医科大学へ異動してからは、私の専門である顎変形症関連の治療に重点を置き、近年特にニーズの高いこの分野において、病態に応じたオーダーメイドの治療を実践しています。
私が大切にしているのは、患者さんと同じ目線で向き合い、親身に寄り添いながら最適な治療法を共に考えることです。どんなに小さなお悩みでも構いません。ぜひお気軽にご相談ください。特に、相談しづらさを感じやすい女性の患者さんにも、安心してお話しいただける存在でありたいと考えております。
古賀 医師からのコメント
口腔（こうくう）領域の疾患は、「食べる」という生命維持に欠かせない機能に深く関わるだけでなく、整容的な改善も強く求められる重要な分野です。前職の東京医科大学では、私が専門とする咬合再建の中でも、特に顎変形症（顎の発育障害により生じる骨格的な噛み合わせの異常）に対する手術を中心に取り組んでまいりました。これまで、顎変形症のほか、のう胞や腫瘍といった口腔外科全般の手術を、全身麻酔・局所麻酔の両方で数多く経験してきました。一人でも多くの患者さんの口腔機能を回復させ、笑顔を取り戻すお手伝いができることに、大きな喜びを感じています。患者さんが抱えるお悩みに対しては、同じ目線に立ち、分かりやすくご説明しながら、共に解決策を考えていきたいと思っています。